四柱推命で占うためには、命式の作り方をマスターしなければなりません。
命式を作るのは、少々厄介ですが、手順を覚えてしまえば、それほど難しくありません。
命式表を作って、順番に書き入れていくだけで占うことができます。
なお、四柱推命では、年柱、月柱、日柱、時柱の四柱がありますが、占術は新しきを生んだり、排除することもあり、中には推命学によって10個の変通星を5類型に配して占うことがあります。
そうなれば、時柱は省略されてしまいます。
例として、昭和40年1月1日生まれの方の場合、天干・地支を割り出し、蔵干を割り出し、誘導星・変通星・特殊星・空亡を割り出します。
万年暦をチェックすれば、簡単に割り出すことができます。
四柱推命の歴史として、日本に入ってきたのは江戸時代の中期というのが有力な情報だといいます。
文政元年、長崎の医師であった桜田虎門が推命書を著わしたのがはじまりだといいます。
それ以来、研究されており、現在行われている推命法が確率したといわれています。
日本ではこれまでたくさんの四柱推命に関する書籍が紹介されていますが、その方法にはそれぞれ特徴がみられますが、原点はすべて同じですから、どれが分かりやすい方法かを各自で判断することが大事になるようです。
四柱推命で占えることとして、総合的な運勢を占えますし、適性指向を占えます。
適性指向というのは、その人がどんなタイプかを占うというものです。
さて、あなたはどんなタイプでしょうか。
四柱推命の5類型では、人間の欲求を5つに分けています。
命式中にある5つの変通星を、それぞれに照らし合わせて、星の集中状況や、各星の間の相性・相剋の関係をもとに占っていきます。
自分が名誉指向の度合いが強いタイプか、ある程度で満足するタイプか、積極的・消極的、内向的・外向的、長所・短所を四柱推命では導き出すことができます。
これらを知っていれば、職業を選ぶ際にも、適材適所におさまることができ、自分の能力を最高度に発揮することができます。